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[竹小ばなし]竹材について

今日は材料であるのお話。

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工房の竹置き場。

竹にはいろんな種類がありますが、ここでは、喜節でよく使う竹の紹介をします。

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左から黒竹(細)、黒竹(太)、晒竹。

晒竹とは、お湯で油抜きした竹のことで、籠を作るのに喜節では主に真竹の晒竹を使っています。

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こちらは太いほうが、真竹。細いほうが篠竹(メダケ)。

真竹は京都・滋賀産。京都も嵐山や洛西地域など竹の名所はたくさんありますが、全国で一番の生産地は大分です。
(blog関連記事全国一位の生産地)

篠竹(メダケ)は、寒冷地に多く生えていて、真竹よりも柔らかい竹です。

お茶道具の籠に良く使われる材料なので、以前、宗全籠を作るときに使用しました。

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この写真の真ん中の竹は煤竹。

煤竹は茅ぶきの古民家の屋根裏に骨組みとして使われていた竹で、

200年以上、囲炉裏の煙でいぶされるとこのような色合いになります。

写真のものは煤が付いたままなので、藁縄などで煤を落としてから使います。

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こちらは青竹(油抜きしていない真竹)ですが、材料作りのために皮を剥かれてしまいましたΣ(゚д゚lll)

これからひごにしてから染めて、バッグに生まれ変わりますっっ☆

■□■竹小ばなし関連記事■□■
竹の皮をむく
竹の皮を剥く~番外編?!~
竹を切ってみる
編組、、、ごくたまに丸竹。

by kinoko
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Tag:竹の小ばなし  Trackback:0 comment:0 

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竹工芸品・竹製バッグ制作の細川秀章の工房。京都市内でバッグを中心に竹工芸品を制作しています。
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