これからの喜節。これからのブログ。

クラッチバッグ(大)
竹工房 喜節は今年11月に、工房創立10周年を迎えます。
長いような、短いような。
でも、確実に着実に前へ歩みを進めています。
来月には工房のホームページも完成予定で、それに合わせてSNS関係も役割分担していこうという事になり、このブログも今まで通り続けることになりました。
ここ数年は細川がFacebookに投稿したものの、コピペがほとんどで、なかなか更新してこられなかったのですが、必要な情報は今まで以上にやりつつ、縫製・裏方担当の私から見た喜節のことや喜節と関係する、「ひと・もの」についてもゆっくり投稿していければなと思います。
先ずはホームページの完成を待ちたいと思います。
楽しみにしていてください~。
by takako
ここ1~2年、ブログにて滞っていた喜節のお知らせを、先日アップしました。
よろしければ、カテゴリー等からご覧ください。
そして、やっとSSL化しました。
過去の記事は、まだ完全には移行できておらず、画像が表示されないなどがあると思いますが、ボチボチ更新していきます。
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十日戎
昨年の12月12日から開催していた京もの工芸品「京都オークション」。
今月14日に無事終了致しました。
足を運んでいただきました皆様、ありがとうございました。
さて、毎年福男選びで有名な西宮神社さん。
十日戎に行われる神事ですが、細川は昨年初めて工芸作家仲間と一緒にゑびす神社に参拝し、笹を持って帰ってきました。
今年は家族3人で京都ゑびす神社へお参りです。
昨年ご利益を授けていただいた笹とお守りをお返しして新しい笹を授けていただき、商売繁盛と家庭が丸く収まりますようにと飾りを一つ増やしました。

毎年ひとつづつお飾りを増やしていけるように、今年も頑張ります!
by okuhan
今月14日に無事終了致しました。
足を運んでいただきました皆様、ありがとうございました。
さて、毎年福男選びで有名な西宮神社さん。
十日戎に行われる神事ですが、細川は昨年初めて工芸作家仲間と一緒にゑびす神社に参拝し、笹を持って帰ってきました。
今年は家族3人で京都ゑびす神社へお参りです。
昨年ご利益を授けていただいた笹とお守りをお返しして新しい笹を授けていただき、商売繁盛と家庭が丸く収まりますようにと飾りを一つ増やしました。

毎年ひとつづつお飾りを増やしていけるように、今年も頑張ります!
by okuhan
✨ 謹賀新年 ✨
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
昨年は細川も私も様々な出会いに恵まれ、仕事も私生活も実り多き一年となりました。
3月には長男が生まれ、6月には初の海外へ。
あっという間の一年でした。

genten フィレンツェ店にて実演
今年も新しいことにチャレンジする年にしたいと思います。
今後とも御指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
皆様のご多幸をお祈りしております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
竹工房 喜節
現在開催中!
京もの工芸品 「京都オークション」
期間:2015年12月12日(土)~2016年1月14日(木)
場所:京都駅ビル2階 「京都茶寮」店内ギャラリー
※8日13:00~18:00、京都茶寮店内にて細川が実演します。
是非、お立ち寄りください。
旧年中は大変お世話になりました。
昨年は細川も私も様々な出会いに恵まれ、仕事も私生活も実り多き一年となりました。
3月には長男が生まれ、6月には初の海外へ。
あっという間の一年でした。

genten フィレンツェ店にて実演
今年も新しいことにチャレンジする年にしたいと思います。
今後とも御指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
皆様のご多幸をお祈りしております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
竹工房 喜節
現在開催中!
京もの工芸品 「京都オークション」
期間:2015年12月12日(土)~2016年1月14日(木)
場所:京都駅ビル2階 「京都茶寮」店内ギャラリー
※8日13:00~18:00、京都茶寮店内にて細川が実演します。
是非、お立ち寄りください。
奥様へのプレゼント
先週は今年度の京ものユースコンペの審査会があり、その後の懇親会に前年度の受賞者として細川も参加しました。
このコンペでグランプリを頂いてから、様々な展示会に出展したり、イタリアに行ってgentenさんで実演させてもらったりと、大変ながらたくさんの経験をさせてもらいました。
今年の京ものユースコンペのグランプリはどんな方が受賞されるか楽しみです。
さて、少し前のお話になりますが8月上旬にイタリアのレンツィ首相と奥様とお嬢様が京都を訪問されました。
レンツィ首相は今年京都市と姉妹都市提携50周年を迎えたイタリアのフィレンツェ市の市長を数年前まで務めていて、
来日されるこの機会に、是非京都市に来てほしいと京都市の門川市長が手紙を送ったこともあって実現しました。
今回の訪問では、友禅型彫刻、西陣織や京焼・清水焼、象嵌、金属工芸、世界一の魔鏡など、京都の職人の技をご覧いただいたり、茶道の文化に触れるなどされたそうです。
その様子が京都市 門川大作市長Blogにも載っています。
そして実は、新聞に掲載された写真に写っているレンツィ首相の奥様の手には、喜節の竹クラッチバッグが!
京都新聞 記事より

門川市長より喜節の竹バッグを紹介していただいた際、竹クラッチバッグを奥様に大変気に入っていただいたそうで、門川市長からレンツィ首相の奥様へプレゼントすることになったのです。
真っ白なシャツとパンツ姿の素敵な奥様!
喜節の竹クラッチバッグを持っていただけて、とても光栄です。
細川の作る竹バッグはいろいろな場面で活躍できるデザイン・使いやすさを目指して制作していますが、
今回プレゼントした竹クラッチバッグは留め金具の帯に革を使用しているので、洋服や和服、パーティーバッグなど様々なシーンでの使用はもちろん、外国の方にも持ちやすいではないかと思います。

永くご愛用いただき、後々にはお嬢様にも使ってもらえる日がきたら、さらに嬉しいですね。
by okuhan
このコンペでグランプリを頂いてから、様々な展示会に出展したり、イタリアに行ってgentenさんで実演させてもらったりと、大変ながらたくさんの経験をさせてもらいました。
今年の京ものユースコンペのグランプリはどんな方が受賞されるか楽しみです。
さて、少し前のお話になりますが8月上旬にイタリアのレンツィ首相と奥様とお嬢様が京都を訪問されました。
レンツィ首相は今年京都市と姉妹都市提携50周年を迎えたイタリアのフィレンツェ市の市長を数年前まで務めていて、
来日されるこの機会に、是非京都市に来てほしいと京都市の門川市長が手紙を送ったこともあって実現しました。
今回の訪問では、友禅型彫刻、西陣織や京焼・清水焼、象嵌、金属工芸、世界一の魔鏡など、京都の職人の技をご覧いただいたり、茶道の文化に触れるなどされたそうです。
その様子が京都市 門川大作市長Blogにも載っています。
そして実は、新聞に掲載された写真に写っているレンツィ首相の奥様の手には、喜節の竹クラッチバッグが!
京都新聞 記事より

門川市長より喜節の竹バッグを紹介していただいた際、竹クラッチバッグを奥様に大変気に入っていただいたそうで、門川市長からレンツィ首相の奥様へプレゼントすることになったのです。
真っ白なシャツとパンツ姿の素敵な奥様!
喜節の竹クラッチバッグを持っていただけて、とても光栄です。
細川の作る竹バッグはいろいろな場面で活躍できるデザイン・使いやすさを目指して制作していますが、
今回プレゼントした竹クラッチバッグは留め金具の帯に革を使用しているので、洋服や和服、パーティーバッグなど様々なシーンでの使用はもちろん、外国の方にも持ちやすいではないかと思います。

永くご愛用いただき、後々にはお嬢様にも使ってもらえる日がきたら、さらに嬉しいですね。
by okuhan
ハレの日の贈り物。
今年の上半期は私の周りでおめでたいことがたくさんありました。
私も長い陣痛を経て、無事に産まれ出てきてくれた愛しい息子がおりますが、
私の友達がその翌日にかわいい女の子を出産!
また6月には大切な友達の結婚式がありました。
息子が生後3ヶ月に満たなかったため、残念ながら出席できないこともあって、
せめてと思い、普段でも結婚式でも使える竹かごの贈り物をしました。

竹の指輪ケース 胡桃油蝋仕上
京もの認定工芸士の認定を受ける時に作った「四方網代編文筥」と竹セカンドバッグの技術・工夫、両方の要素を入れて、竹のしなやかで柔らかな印象に仕上げました。




中の布団は2wayで左が結婚式用、右がシンプルな普段用。

実際に結婚式で使ってもらいました。
渡すのがギリギリになりましたが、とても喜んでもらえたようで、ほっとしました。
どうか末永くお幸せに。
by okuhan
私も長い陣痛を経て、無事に産まれ出てきてくれた愛しい息子がおりますが、
私の友達がその翌日にかわいい女の子を出産!
また6月には大切な友達の結婚式がありました。
息子が生後3ヶ月に満たなかったため、残念ながら出席できないこともあって、
せめてと思い、普段でも結婚式でも使える竹かごの贈り物をしました。

竹の指輪ケース 胡桃油蝋仕上
京もの認定工芸士の認定を受ける時に作った「四方網代編文筥」と竹セカンドバッグの技術・工夫、両方の要素を入れて、竹のしなやかで柔らかな印象に仕上げました。




中の布団は2wayで左が結婚式用、右がシンプルな普段用。

実際に結婚式で使ってもらいました。
渡すのがギリギリになりましたが、とても喜んでもらえたようで、ほっとしました。
どうか末永くお幸せに。
by okuhan
かぐや姫のおとうと
今日は広瀬寿子さんの児童書の紹介です。
竹工房 喜節として仕事をするようになって間もないころ、広瀬さんが工房を訪ねていらっしゃいました。
広瀬さんはこれまでたくさんの児童書を手がけ、児童文学の世界で数々の受賞をされている方ですが、
次作は『竹職人』を題材に執筆されるということで、南丹市出身の広瀬さんが南丹市の専門学校で竹工芸を学んだ細川に縁を感じて取材をしに来られました。
当時の工房は路地奥の普通の一軒家で、場所も作業場の雰囲気も工房らしい感じではなく、また細川自身も職人としては駆け出しの頃だったので広瀬さんのお役に立てるのか少し心配していました。
でも実際取材が始まると広瀬さんとのやりとりは心地よく、細川がこの世界に入ったプロセスから作業の様子、仕事への想いやこれからの展望まで熱心に聴いていただきました。
そして、出来上がったのが今年の2月に出版された「かぐや姫のおとうと」。

「かぐや姫のおとうと」/国土社
広瀬寿子・作 丹地陽子・絵
想は、竹林で不思議な少年と出会う。
みごとな竹編みのわざを身につけたその少年は、
いささ丸と名のり、
千二百年の前からくり返されてきたという
生まれ代わりの話をきかせてくれた。
にわかには信じられない想に、涼ちゃんが持つ竹のじゅず玉こそ、
約束された生まれ代わりの証拠だと告げるのだが・・・・・。
時を超えて紡ぐ壮大な愛のファンタジー
小学生高学年~向けの児童書ですが、細かい描写などから大人にも読み応えのある作品です。
あまり一般的でない竹工芸の世界ですが、広瀬さんの様々な取材によって描かれた竹工房や竹編みの作業の雰囲気は、物語全体に厚みを与えてくれます。
細川も物語の舞台となる竹工芸の職人の目線から楽しく読ませていただきました。
微力ながらも広瀬さんのお力になれた事を心から嬉しく思います。
また違ったものづくりの一面に触れ、とても刺激になりました。
ご興味のある方は是非手にとってご覧下さい。
by okuhan
竹工房 喜節として仕事をするようになって間もないころ、広瀬さんが工房を訪ねていらっしゃいました。
広瀬さんはこれまでたくさんの児童書を手がけ、児童文学の世界で数々の受賞をされている方ですが、
次作は『竹職人』を題材に執筆されるということで、南丹市出身の広瀬さんが南丹市の専門学校で竹工芸を学んだ細川に縁を感じて取材をしに来られました。
当時の工房は路地奥の普通の一軒家で、場所も作業場の雰囲気も工房らしい感じではなく、また細川自身も職人としては駆け出しの頃だったので広瀬さんのお役に立てるのか少し心配していました。
でも実際取材が始まると広瀬さんとのやりとりは心地よく、細川がこの世界に入ったプロセスから作業の様子、仕事への想いやこれからの展望まで熱心に聴いていただきました。
そして、出来上がったのが今年の2月に出版された「かぐや姫のおとうと」。

「かぐや姫のおとうと」/国土社
広瀬寿子・作 丹地陽子・絵
想は、竹林で不思議な少年と出会う。
みごとな竹編みのわざを身につけたその少年は、
いささ丸と名のり、
千二百年の前からくり返されてきたという
生まれ代わりの話をきかせてくれた。
にわかには信じられない想に、涼ちゃんが持つ竹のじゅず玉こそ、
約束された生まれ代わりの証拠だと告げるのだが・・・・・。
時を超えて紡ぐ壮大な愛のファンタジー
小学生高学年~向けの児童書ですが、細かい描写などから大人にも読み応えのある作品です。
あまり一般的でない竹工芸の世界ですが、広瀬さんの様々な取材によって描かれた竹工房や竹編みの作業の雰囲気は、物語全体に厚みを与えてくれます。
細川も物語の舞台となる竹工芸の職人の目線から楽しく読ませていただきました。
微力ながらも広瀬さんのお力になれた事を心から嬉しく思います。
また違ったものづくりの一面に触れ、とても刺激になりました。
ご興味のある方は是非手にとってご覧下さい。
by okuhan
イタリアから無事帰国しました!~食事編 in Firenze~
海外に行ったら、気になるのは食事!!ですよね。
会社員時代からパスタには多少こだわりを持つ細川。
本場イタリアの料理はどうだったのでしょうか?



トリュフの濃厚な薫りがたまらないクリームパスタと生ハム。
見た目はシンプルですが、とても贅沢な一品。



日本人のように取り皿に分けて食べることは少ないようです。自分の好きなパスタを注文し、パスタのお皿で他のサラダなども頂くような感じでしょうか。
もちろん、くるくる食べやすいようにと日本人が使うスプーンもありません。


どれも美味しそう!!
そして、フィレンツェの台所!中央市場へ!!
1階は生鮮食材や観光客のお土産にもぴったりのハーブやワイン、お菓子などの売り場が並び、2階のイル・メルカート(フードコート)では、フィレンツェやトスカーナの料理が作りたてで頂けます。

細川が食べたのは・・・なんと!


ウザギと鶏と野菜のフリットとニョッキ。
市場には日本人の店員さんが働いているお店がいくつかあり、おみやげ選びや地元食材のレシピなどのアドバイスもしてくれるそうです。

左から爪掻き本綴織の森 紗恵子さんと市場の「Cristina Manetti」の店員 Aya Anabukiさんと細川。
イタリアといえばイタリアンジェラートということで、本場のリモーネのジェラートも堪能。


外のテーブルでお茶や食事ができるお店も多く、まだ明るいうちに外でいただく夕食はなんとも言えない解放感。


イタリアの食後酒にもいくつか挑戦しました。

写真はホットで砂糖を入れて飲むオレンジパンチ。他にも葡萄の搾りかすから作った蒸留酒のグラッパなど、現地ならではのお酒を味わったようです。
イタリアの料理はトマトやハーブがたくさん使われているので色鮮やか。だから、お皿はシンプルな色使いなのかな?
私もパスタやピザ、生ハムも大好きなので、いつか本場でイタリア料理を食べみたいですね。
by okuhan
会社員時代からパスタには多少こだわりを持つ細川。
本場イタリアの料理はどうだったのでしょうか?



トリュフの濃厚な薫りがたまらないクリームパスタと生ハム。
見た目はシンプルですが、とても贅沢な一品。



日本人のように取り皿に分けて食べることは少ないようです。自分の好きなパスタを注文し、パスタのお皿で他のサラダなども頂くような感じでしょうか。
もちろん、くるくる食べやすいようにと日本人が使うスプーンもありません。


どれも美味しそう!!
そして、フィレンツェの台所!中央市場へ!!
1階は生鮮食材や観光客のお土産にもぴったりのハーブやワイン、お菓子などの売り場が並び、2階のイル・メルカート(フードコート)では、フィレンツェやトスカーナの料理が作りたてで頂けます。

細川が食べたのは・・・なんと!


ウザギと鶏と野菜のフリットとニョッキ。
市場には日本人の店員さんが働いているお店がいくつかあり、おみやげ選びや地元食材のレシピなどのアドバイスもしてくれるそうです。

左から爪掻き本綴織の森 紗恵子さんと市場の「Cristina Manetti」の店員 Aya Anabukiさんと細川。
イタリアといえばイタリアンジェラートということで、本場のリモーネのジェラートも堪能。


外のテーブルでお茶や食事ができるお店も多く、まだ明るいうちに外でいただく夕食はなんとも言えない解放感。


イタリアの食後酒にもいくつか挑戦しました。

写真はホットで砂糖を入れて飲むオレンジパンチ。他にも葡萄の搾りかすから作った蒸留酒のグラッパなど、現地ならではのお酒を味わったようです。
イタリアの料理はトマトやハーブがたくさん使われているので色鮮やか。だから、お皿はシンプルな色使いなのかな?
私もパスタやピザ、生ハムも大好きなので、いつか本場でイタリア料理を食べみたいですね。
by okuhan
イタリアから無事帰国しました!~観光編 in Firenze~
細川にとって初めての海外。直行便のないフィレンツェまでの移動時間は、乗り継ぎを含め約20時間!
フライト中の機内で映画を観るのは良いけれど、何故か子ども達を残して宇宙にいっちゃうなんて物語を選んでしまった細川。
行きの飛行機の中で、すでに息子に会いたい気持ちがピークに達してしまったそうです。(笑)
そんな細川、イタリアに行く前のケータイには息子の写真ばかりでしたが、
珍しく出先で150枚ほどの写真を撮ってきていたので、その一部を紹介します。

日本と7時間の時差があるイタリア。
フィレンツェの街には夜の11時に着きました。
9時半頃に日が沈むので、まだ街には多くの人が出ています。
ホテルからgentenさんのお店にいく途中の街なか。


街のあちらこちらに彫刻が点在。
ミケランジェロ作「ダヴィデ」像など。




町の象徴である「ドゥオーモ」


大聖堂とジョットの鐘楼。
いずれも13世紀~14世紀頃の建物。


レプッブリカ広場には、メリーゴーランドが!
町中を馬車で巡ることもできるようです。京都でいう人力車ですね!
フィレンツェでの実演を無事に終え、ミラノに行く前の11日は朝からウッフィツィ美術館へ。


当時は役所だったコの字型の建物。
教科書で見る「ヴィーナス誕生」などの名画・彫刻が多数所蔵されています。






ほとんどの観光客は半ズボンにナップサック姿。
ブリーフケースに革靴姿で歩いている人は滅多にいないんだそう。



橋の上に商店が並ぶフィレンツェ最古の橋、ヴェッキオ橋。貴金属や宝飾関係の店が軒を連ね、橋自体が町のようです。

サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂
フィレンツェ滞在中は連日キレイな青空。この聖堂の前は何度も通った場所でしたが通るたびに写真を撮りたくなったんだとか。
再び「ドゥオーモ」へ



ジョットの鐘楼に登りました。
内部のらせん階段を登り、塔の上に。





フィレンツェの街並が一望できます。
貴石加工博物館にも行きました。


イタリアの石の文化を象徴するような、あらゆる石を使い分けて装飾に加工した作品や道具などが展示されています。
フィレンツェにたくさんある美術館の多くは有名な絵画を見るためにどこも観光客で混み合っていますが、マニアックなこちらの美術館は比較的空いていて、職人仕事の逸品をじっくり鑑賞できました。
そして、革加工の工房にもお邪魔しました!


イタリアへ一緒に訪問した京漆器・螺鈿ののむらまり(野村真理)さんのお友達、日本人の革職人Minako Saitoさんが勤めていらっしゃる工房です。
元々はレストランなどで使われる革のメニューブックに印字加工をする工房で、加工する際に必要な道具がたくさんありました。
今はバッグなども製作されていて、Saitoさんのカラフルな革を使った女性向けオリジナルバッグがまたステキです。
工房を継ぐことが決まっているSaitoさん。これからの活躍に期待です!!
その後、高速鉄道でミラノへ

「JP -home-」でのイベントに参加して、細川は帰国の途に着きました。
ブログ記事を書きつつ、ちょっぴり観光気分を味わいました。
いつか行くことがあるんだろうか。12時間も飛行機乗るの怖いな。。
by okuhan
フライト中の機内で映画を観るのは良いけれど、何故か子ども達を残して宇宙にいっちゃうなんて物語を選んでしまった細川。
行きの飛行機の中で、すでに息子に会いたい気持ちがピークに達してしまったそうです。(笑)
そんな細川、イタリアに行く前のケータイには息子の写真ばかりでしたが、
珍しく出先で150枚ほどの写真を撮ってきていたので、その一部を紹介します。

日本と7時間の時差があるイタリア。
フィレンツェの街には夜の11時に着きました。
9時半頃に日が沈むので、まだ街には多くの人が出ています。
ホテルからgentenさんのお店にいく途中の街なか。


街のあちらこちらに彫刻が点在。
ミケランジェロ作「ダヴィデ」像など。




町の象徴である「ドゥオーモ」


大聖堂とジョットの鐘楼。
いずれも13世紀~14世紀頃の建物。


レプッブリカ広場には、メリーゴーランドが!
町中を馬車で巡ることもできるようです。京都でいう人力車ですね!
フィレンツェでの実演を無事に終え、ミラノに行く前の11日は朝からウッフィツィ美術館へ。


当時は役所だったコの字型の建物。
教科書で見る「ヴィーナス誕生」などの名画・彫刻が多数所蔵されています。






ほとんどの観光客は半ズボンにナップサック姿。
ブリーフケースに革靴姿で歩いている人は滅多にいないんだそう。



橋の上に商店が並ぶフィレンツェ最古の橋、ヴェッキオ橋。貴金属や宝飾関係の店が軒を連ね、橋自体が町のようです。

サンタ・マリア・ノヴェッラ聖堂
フィレンツェ滞在中は連日キレイな青空。この聖堂の前は何度も通った場所でしたが通るたびに写真を撮りたくなったんだとか。
再び「ドゥオーモ」へ



ジョットの鐘楼に登りました。
内部のらせん階段を登り、塔の上に。





フィレンツェの街並が一望できます。
貴石加工博物館にも行きました。


イタリアの石の文化を象徴するような、あらゆる石を使い分けて装飾に加工した作品や道具などが展示されています。
フィレンツェにたくさんある美術館の多くは有名な絵画を見るためにどこも観光客で混み合っていますが、マニアックなこちらの美術館は比較的空いていて、職人仕事の逸品をじっくり鑑賞できました。
そして、革加工の工房にもお邪魔しました!


イタリアへ一緒に訪問した京漆器・螺鈿ののむらまり(野村真理)さんのお友達、日本人の革職人Minako Saitoさんが勤めていらっしゃる工房です。
元々はレストランなどで使われる革のメニューブックに印字加工をする工房で、加工する際に必要な道具がたくさんありました。
今はバッグなども製作されていて、Saitoさんのカラフルな革を使った女性向けオリジナルバッグがまたステキです。
工房を継ぐことが決まっているSaitoさん。これからの活躍に期待です!!
その後、高速鉄道でミラノへ

「JP -home-」でのイベントに参加して、細川は帰国の途に着きました。
ブログ記事を書きつつ、ちょっぴり観光気分を味わいました。
いつか行くことがあるんだろうか。12時間も飛行機乗るの怖いな。。
by okuhan
イタリアから無事帰国しました!~仕事編~
先月細川はイタリアに一週間滞在しておりました。
初の海外!!ということもあって、内心はとてもドキドキしていたようですが、現地で合流した方から旅慣れたビジネスマンに見えたという堂々っぷり。
十二分にイタリアの空気感を味わえたようです。
今年で京都市と姉妹都市提携50周年になるフィレンツェと「食」がテーマの万博が開催されているミラノへ、京都の文化・伝統産業品の魅力をPRするために、京都市から代表団300名をはじめ、たくさんの市民が訪問していた時期ですが、
細川はフィレンツェで革バッグのgentenさんの店舗にて技の実演を、ミラノでは万博会場近くの「JP -home-」にて、新時代の職人・作品を紹介するトークイベントや竹工芸の実演をしました。



中世の姿を今に残す、歴史のあるチェルキ宮殿にあるgentenさんのお店。
ショーウィンドでの竹工芸の実演です。
一番右の写真はチェルキ家の日本でいう家紋のようなものですが、結婚する際に家と家の紋章が融合して作られ、受け継ぎつつも新しい紋章が伝わっています。






実演の場所はショーウィンドということで、通りに向かって竹を割り、ひごにして籠を作りました。
ショーウィンドは少し奥まっているため、通りがかった方は突然現れる職人の実演の姿に少し驚きつつも立ち止まり、ガラス越しに食い入るように見てくださいました。


右の写真は友禅彫刻師 西村武志さん。
現在、西村さんは京都市勧業館 みやこめっせ ふれあい館にて、技の実演をされています。
7月中の土日はいらっしゃるそうです。お近くにお越しの際はお立寄りください。


右から友禅彫刻師の西村さん、革職人のMauro Lamiさん、刺繍の職人さんと竹工芸職人の細川。


こちらは滞在中にコラボレーションした籠です。
Mauroさんが用意した革に西村さんが彫刻し、細川が竹籠に編み込みました。
裏にはgentenさんの焼印が押されています。
8月末まで、genten フィレンツェ店に竹工房 喜節の竹セカンドバッグ・竹クラッチバッグ・竹手提げバッグ・茶托5枚セット・コラボレーションした竹六つ目籠を販売していただいています。
現地の新聞にも取り上げられました。

読むことは出来ないのですが、、、(笑)

10日には、gentenさんの店内で和楽器の演奏会も開かれ、イタリアで雅な音色が響きました。
そして、イタリア訪問最終日の13日はミラノにある「JP -home-」へ。京都の観光と工芸品をPRするパーティーが開かれました。
細川が参加した新時代の職人・作品を紹介するトークイベントや竹工芸の実演の様子が京都市長門川大作市長のブログに載っています。
京都市長 門川大作ブログ
こちらも是非、ご覧下さい。
京都新聞には細川のコメントが掲載されました。

京都新聞 2015/6/14
細川 「海外の人に使ってもらうことが、日本の伝統工芸が育つ土壌になる。それぞれの国の生活に合うように具体的な要望を聞いて勉強していきたい」
その他、KBS京都テレビ「news フェイス」で三日間にわたり、「京都市代表団 イタリア訪問記」として、イタリア滞在の様子を取り上げていただきました。細川もgentenで受けたインタビューと「JP -home-」でのトークイベントや実演の様子が映りました。
以前から海外での商品販売のお話はありましたが、文化やセンスの違いはもちろん、「竹」という素材が身近でない方々にどうすれば良さをアピールできるのかを考える事は、海外渡航未経験の細川も私もとても難しいものでした。
今回イタリアに行く機会を得て、そして自身の肌で感じ取ってきたものは、今後の海外への展開にとても大切な一歩となりそうです。
最後になりましたが、イタリア訪問中大変お世話になりましたgenten フィレンツェ店の皆さま、クリップの島田さん、ご一緒した職人の皆さま、京都市の職員の皆さまに心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
by hosokawa&okuhan
初の海外!!ということもあって、内心はとてもドキドキしていたようですが、現地で合流した方から旅慣れたビジネスマンに見えたという堂々っぷり。
十二分にイタリアの空気感を味わえたようです。
今年で京都市と姉妹都市提携50周年になるフィレンツェと「食」がテーマの万博が開催されているミラノへ、京都の文化・伝統産業品の魅力をPRするために、京都市から代表団300名をはじめ、たくさんの市民が訪問していた時期ですが、
細川はフィレンツェで革バッグのgentenさんの店舗にて技の実演を、ミラノでは万博会場近くの「JP -home-」にて、新時代の職人・作品を紹介するトークイベントや竹工芸の実演をしました。



中世の姿を今に残す、歴史のあるチェルキ宮殿にあるgentenさんのお店。
ショーウィンドでの竹工芸の実演です。
一番右の写真はチェルキ家の日本でいう家紋のようなものですが、結婚する際に家と家の紋章が融合して作られ、受け継ぎつつも新しい紋章が伝わっています。






実演の場所はショーウィンドということで、通りに向かって竹を割り、ひごにして籠を作りました。
ショーウィンドは少し奥まっているため、通りがかった方は突然現れる職人の実演の姿に少し驚きつつも立ち止まり、ガラス越しに食い入るように見てくださいました。


右の写真は友禅彫刻師 西村武志さん。
現在、西村さんは京都市勧業館 みやこめっせ ふれあい館にて、技の実演をされています。
7月中の土日はいらっしゃるそうです。お近くにお越しの際はお立寄りください。


右から友禅彫刻師の西村さん、革職人のMauro Lamiさん、刺繍の職人さんと竹工芸職人の細川。


こちらは滞在中にコラボレーションした籠です。
Mauroさんが用意した革に西村さんが彫刻し、細川が竹籠に編み込みました。
裏にはgentenさんの焼印が押されています。
8月末まで、genten フィレンツェ店に竹工房 喜節の竹セカンドバッグ・竹クラッチバッグ・竹手提げバッグ・茶托5枚セット・コラボレーションした竹六つ目籠を販売していただいています。
現地の新聞にも取り上げられました。

読むことは出来ないのですが、、、(笑)

10日には、gentenさんの店内で和楽器の演奏会も開かれ、イタリアで雅な音色が響きました。
そして、イタリア訪問最終日の13日はミラノにある「JP -home-」へ。京都の観光と工芸品をPRするパーティーが開かれました。
細川が参加した新時代の職人・作品を紹介するトークイベントや竹工芸の実演の様子が京都市長門川大作市長のブログに載っています。
京都市長 門川大作ブログ
こちらも是非、ご覧下さい。
京都新聞には細川のコメントが掲載されました。

京都新聞 2015/6/14
細川 「海外の人に使ってもらうことが、日本の伝統工芸が育つ土壌になる。それぞれの国の生活に合うように具体的な要望を聞いて勉強していきたい」
その他、KBS京都テレビ「news フェイス」で三日間にわたり、「京都市代表団 イタリア訪問記」として、イタリア滞在の様子を取り上げていただきました。細川もgentenで受けたインタビューと「JP -home-」でのトークイベントや実演の様子が映りました。
以前から海外での商品販売のお話はありましたが、文化やセンスの違いはもちろん、「竹」という素材が身近でない方々にどうすれば良さをアピールできるのかを考える事は、海外渡航未経験の細川も私もとても難しいものでした。
今回イタリアに行く機会を得て、そして自身の肌で感じ取ってきたものは、今後の海外への展開にとても大切な一歩となりそうです。
最後になりましたが、イタリア訪問中大変お世話になりましたgenten フィレンツェ店の皆さま、クリップの島田さん、ご一緒した職人の皆さま、京都市の職員の皆さまに心からお礼申し上げます。
ありがとうございました。
by hosokawa&okuhan
縁。
先日(もう先月の話ですが…)は細川が二週にわたり、KBS京都ラジオ 「本多隆朗の京のあったか円かじり」 の番組コーナー京の匠に出演しました。
早朝の放送でしたがお聞きくださいました皆さま、ありがとうございます。
私もラジオアプリのタイマーをつけて赤ちゃんと一緒に聞きました。
お父さんの姿が見えないのにお父さんの声がするという状況にどんな反応するのかな?と様子を見ていましたが、
赤ちゃんは熟睡していました(*´∀`*)
パーソナリティーは称名寺の住職の本多さん。
一週目はなぜ京都で竹工芸を?という話を、
二週目は竹ブリーフケースと竹セカンドバッグを見ながら、細川のものづくりの話をしました。

竹ブリーフケース

竹セカンドバッグ
細川も私も共に関東の出身で、京都に親戚がいるわけでもないにもかかわらず、
土地の縁、人の縁を強く感じ、この地に工房構えたことに、
自分たちでも時々不思議な気持ちになります。
京都という土地の魅力と失われていく人の技。
そこにお互い強く引き寄せられるものがあったのでしょうね。
さて、先日は年期の入った煤竹を使ってセカンドバッグを制作しました。
煤竹は依頼主様から送られてきたものを使用しました。

煤竹(すすだけ)とは、古い藁葺き屋根の民家の屋根裏や天井の竹が100年から200年以上という永い年月をかけ、囲炉裏の煙で燻され、独特の茶褐色や飴色に変色したもの。
なかなか手に入らないうえに、とても乾燥していて折れやすくなっているので、
加工にとても気を使う材料です。

竹は内側にも薄い皮があるのですが、
送られてきた煤竹の内側の薄皮がキレイに剥けてちょっぴり感動しました。
by okuhan
海外に向けて放送されている「NHK WORLD‘Core Kyoto’」昨年5月15日放送分、再々放送のお知らせです。
NHK WORLDホームページ>>
Core Kyoto 「竹の文化」(海外向けの英語放送です)。
再放送予定日時:2015年5月28日(木)
①28日(木) 08:30~58
②28日(木) 14:30~58
③28日(木) 21:30~58
④29日(金) 02:30~58
※番組は時差の関係で、日を跨いで4回放送されます。
※日本国内では、“NHK WORLD”ホームページの‘ライブストリーミング’放送かスマホアプリの‘NHK WORLD TV’を無料インストールすることでご覧いただけます。
是非ご覧下さい。
早朝の放送でしたがお聞きくださいました皆さま、ありがとうございます。
私もラジオアプリのタイマーをつけて赤ちゃんと一緒に聞きました。
お父さんの姿が見えないのにお父さんの声がするという状況にどんな反応するのかな?と様子を見ていましたが、
赤ちゃんは熟睡していました(*´∀`*)
パーソナリティーは称名寺の住職の本多さん。
一週目はなぜ京都で竹工芸を?という話を、
二週目は竹ブリーフケースと竹セカンドバッグを見ながら、細川のものづくりの話をしました。

竹ブリーフケース

竹セカンドバッグ
細川も私も共に関東の出身で、京都に親戚がいるわけでもないにもかかわらず、
土地の縁、人の縁を強く感じ、この地に工房構えたことに、
自分たちでも時々不思議な気持ちになります。
京都という土地の魅力と失われていく人の技。
そこにお互い強く引き寄せられるものがあったのでしょうね。
さて、先日は年期の入った煤竹を使ってセカンドバッグを制作しました。
煤竹は依頼主様から送られてきたものを使用しました。

煤竹(すすだけ)とは、古い藁葺き屋根の民家の屋根裏や天井の竹が100年から200年以上という永い年月をかけ、囲炉裏の煙で燻され、独特の茶褐色や飴色に変色したもの。
なかなか手に入らないうえに、とても乾燥していて折れやすくなっているので、
加工にとても気を使う材料です。

竹は内側にも薄い皮があるのですが、
送られてきた煤竹の内側の薄皮がキレイに剥けてちょっぴり感動しました。
by okuhan
海外に向けて放送されている「NHK WORLD‘Core Kyoto’」昨年5月15日放送分、再々放送のお知らせです。
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Core Kyoto 「竹の文化」(海外向けの英語放送です)。
再放送予定日時:2015年5月28日(木)
①28日(木) 08:30~58
②28日(木) 14:30~58
③28日(木) 21:30~58
④29日(金) 02:30~58
※番組は時差の関係で、日を跨いで4回放送されます。
※日本国内では、“NHK WORLD”ホームページの‘ライブストリーミング’放送かスマホアプリの‘NHK WORLD TV’を無料インストールすることでご覧いただけます。
是非ご覧下さい。