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竹で作られた道具

ブログでお知らせできなかったのですが、

先月の22日~24日まで「竹工芸 公募展2013」がみやこめっせで開催されました。

~新しい竹工芸を求めて~というテーマで、

今までにない竹工芸、竹の可能性を拡げるような作品が求められる展示会だと思っています。

全国公募になって二回目ということもあり、まだまだ認知度が低いですが、

回数を重ねるごとに出品数も増えているので、工芸界での知名度が高い展示会になっていくように、

細川も参加を続けることで貢献できればと思います。

今回は、織物を染めるときのに使う「伸子」や織るときに使う「竹筬」、

農業ハウスの骨組みとして竹が使われた様子など、

道具としての竹の展示もありました。

私が勤めている機織りの仕事にも、竹でつくられた道具を使っています。

この「機針(伸子)」は生地の巾を均一にするための道具。
F1000083.jpg

巾5分ほどの竹の両端にステンレス針を埋めたもので、

上の写真のように竹を裏向きにして、生地の耳に針を刺し竹の弾力でピンと張ります。

F1000084.jpg

こちらが皮の方で、刺したときに生地に接する側。

自然にあるものの特性を活かして、道具にしているのです。

シンプルですが、よく考えてありますよね。


それにちなんで、展示会のお知らせです。

展示会1
染織光悦會展
会期:3月17日(日) 入場無料
時間:10:30~17:00
お問い合わせ:075-431-8677(株式会社千艸屋)

kinokoが勤めている織屋と取引のある呉服屋さんも参加している展示会です。

うちの織屋で織った帯は展示されるか分かりませんが、着物がお好きな方は是非ご覧下さい。

by kinoko
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Tag:竹の道具  Trackback:0 comment:0 

竹工房 喜節
〒602-8158
京都市上京区下立売通千本東入下る
中務町486-66
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E-mail:take.kisetsu@gmail.com
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(ご来店の際は、電話にてご確認ください。)

hosokawa takako

blog管理人:hosokawa takako

竹工芸品・竹製バッグ制作の細川秀章の工房。京都市内でバッグを中心に竹工芸品を制作しています。
女性ものはもちろん、男性向きの竹バッグにも力を入れています。
また、竹のバッグは夏・和装のイメージがあるので、季節を問わず洋服でも持ち歩けるようなデザインを心がけています。

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お知らせ !!New!!
2021.6
工房のHPが完成しました!!
2023.3
○テレビ出演
関西テレビ
「よ~いドン!」
3月23日(木)9:50~11:15
「土曜日もよ~いドン!」
(TVerで視聴可能)
3月25日(土)11:00~11:50
詳しくはブログ記事から>>
2023年
展示会&実演のお知らせ
「和の素材で感じる季節の楽しみ」
期間限定オーダー受注会
4月26日(水)~5月30日(火)
阪急うめだ本店
11階きもの売場
実演日程
5/13(土)14(日)27(土)28(日)
詳しくはコチラ
商品取扱店
・(香川)Cafe ボナノッテ
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取材記事
技の実演

提供:京都伝統産業「ふれあい館」

■最近の取材
2021.5
雑誌「キラリオマガジン」で、竹工房 喜節の細川を取り上げていただきました。
2021.3
婦人画報4月号で、蘇嶐窯の涌波さんとの陶×竹のコラボレーション作品を取り上げていただきました。
2021.3
VOGUE JAPAN4月号で、細川と竹工房喜節の竹バッグを取り上げていただきました。
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